玉ねぎのどんな成分が悪玉コレステロール対策にいいのか効果効能を調べました。
元々ネギ類は好きだし、八百屋さんやスーパーで1年中手に入る玉ねぎでコレステロール値が下げられたらうれしいと思ったからです。値段もお安いですし。
硫化アリル(硫黄化合物)
玉ねぎといえば、目にしみて涙を流させることが思い浮かびます。
この刺激の強い物質が硫化アリルです。硫黄化合物のひとつで、ネギ類の植物のにおいの成分です。涙が出るほどたまねぎにはたくさん含まれているんです。
硫化アリルには悪玉コレステロールを下げる作用があります。
そして血液をサラサラにして血栓を防いでくれます。
硫黄化合物は加熱しても壊れにくいので、どんなふうに料理しても摂取できる成分です。
ケルセチン
玉ねぎの皮部分にたくさん含まれている色素の成分がケルセチン。
ポリフェノールの1種です。
ケルセチンには、血管を柔軟にしたり強くしたりする作用や、抗酸化作用、血液サラサラ効果も期待できます。
色素成分のため、普段食べる白いところよりも、パリパリした茶色い皮に沢山あります。
従って、皮を捨ててしまってはいけないのです。
コレステロールを下げる為には、煎じて玉ねぎ皮茶にするなどしてケルセチンをしっかり摂取したいものです。
ケルセチンなどのポリフェノールは水溶性の成分です。
フラボノイド
ケルセチンもフラボノイドですが、玉ねぎには他にもフラボノイド類が含まれています。
抗酸化作用があり、抗ガン作用もあります。
そのほかビタミンC等も豊富に含まれていますが、熱に弱いので、ビタミンCを摂りたい場合は生で食べましょう。
悪玉コレステロールを下げる為には、1日に4分の1個(約15グラム)の玉ねぎを食べるといいそうです。
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